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【書評】「子どもの自己効力感を育む本」を読んで、言葉の力に迫ってみる!



日々、子育てを通して子どもと関わる中で、良かれと思いかけた言葉が、「実は逆効果」ですってありえるかもしれません。

今日は、「子どもの自己効力感を育む本 / 松村亜里」を読んでの書評を、ネタバレしない程度でご紹介します。



目次:

  • まちがった自己効力感の概念、なのかもしれない…
  • 成功と失敗は同じベクトルを向いている
  • 言葉のちから


まちがった自己効力感の概念、なのかもしれない…

何か物事に挑戦しようとする時、あなたは「私には、やればできる」と思いますか?それとも、「まずは、やってみよう」と思いますか?

本書の著者は、後者で考えることを勧めています。

よくよく考えてみると、確かに2つのニュアンスって変わりますよね。

似たような言葉でありながら、私は精神的に重みがないのが著者の進める後者であるように感じます。

なぜなら、私自身何かに取り組む時、「やればできる」をモットーに最初のステップを踏んできました。そして、自己暗示的に、「やればできる」を言い続けるほど、完璧を目指してしまい、疲弊してしまったことが多々あり、プロセスを楽しめていなかったな…と言うのが正直な感想です。

一方で、「まずは、やってみよう」で物事の始まりを考えると、そもそも完璧主義的な側面は自動的に排除され、生産性は上がりそうな気がします。



成功と失敗は同じベクトルを向いている

著者は、成功と失敗は真逆の方向を無言いているのではなく、同じ方向を向いているというように述べています。

前回、書評ブログで「非認知スキル」について触れましたが、そのスキルの一つに目標を達成する能力があります。

できるかどうかわからないけれども、「まずは、やってみよう」で課題に対する挑戦意欲を高め、例え失敗したとしても、「なぜ失敗したのか」を分析し、成功へと軌道修正することができます。

最終的に、行先が目標達成というゴールであるならば、「やってみよう」は非認知スキルの「目標を達成する能力」を高めるための自己暗示としても有効であり、その能力を高める要因なのかもしれません。

子供が勇気を振り絞って踏み出した挑戦の一歩に対して、白黒をはっきりさせるのではなく、『なぜ、そうなったのか』を考えさせることが、少なからず成功と失敗から学ばさせる癖の習得に貢献するのかもしれません。



言葉のちから

1960年代のアメリカの公民権運動で、「私には、夢がある」のスピーチで有名な、マーティン・ルーサー・キング牧師は、多くの人々に勇気と希望を与え、当時の社会変革に貢献しました。

言葉のちからには、ネガティブな影響もあれば、ポジティブな影響もあります。キング牧師のように毎回ポジティブな影響を与えられるといいですが、職場や家庭、またその他、人とのコミュニケーションの場面で、ネガティブな影響を与えてしまいがちです。

一番パパやママにとって大事な子供への声かけは、みなさんいかがでしょうか。

著者は、子供は生まれながらにして自己効力感があり、親はその自己効力感がそのまま発揮される言葉をかけてあげることを主張しています。

そして、褒めてあげることは、子どもの自己効力感を育むのに逆効果であるとも述べています。

子供への声かけについて、今一度振り返ってみてはいかがでしょうか。



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