以下のような経験、疑問、思いはございませんか。
- 上司から他の同僚よりも仕事が捗っていないと指摘される
- 在宅勤務が始まったけど、インターネットが遅く感じる
- 仕事の効率をあげたい
そのような疑問、思いにお答えします。
働き方が在宅勤務へシフトしている中、今まで在宅勤務経験がないと効率的な働き方ができないですよね。
私の場合、上司は、在宅勤務となると、よりマイクロマネジントになり、一つ一つのタスクの進捗について確認してきます。
また、ビデオ会議では、なぜか自分のビデオだけが途切れてしまい、会議でどのようなことが話されたのか把握できず、後々上司から叱られるっていうこともありました。
私も業務が全て在宅勤務となった当初は、上記のように業務がなかなか捗らず、上司や同僚から評価が下がるなど上手くいきませんでした。
また、在宅勤務だと必然的に子育てにも時間が取られます。
その分、理解のある上司や同僚であればいいですけど、独身の多い会社に限って、そのような私的な事情なんて「知らない」って感じの雰囲気を出したりします。
挙げ句の果てには、仕事できない人のレッテルを貼られて、その後の昇進にも影響を与えかねませんでした。
そのような状況を改善するために、私も色々とインターネット速度をあげるために情報収集しました。
結果、インターネット速度が主観的、客観的にも速くなり、業務改善にもつながり、生産性がオフィスで仕事をしているのと同程度になりました。
今回は、その時に私が実践した在宅勤務でインターネットの速度をあげた方法についてご紹介します。
- インターネット速度診断
- インターネット速度が遅い場合、有線LANを活用する
- ルーターの活用
- インターネット契約の確認
- 最大通信速度の確認
- おすすめのプロバイダー5選
- まとめ
1. インターネット速度診断
現在使用しているインターネット速度が速いのか、遅いのか、普通なのかを客観的に計測する必要がります。
その方法に、インターネット上で計測する方法があります。
おすすめは、下記のサイト(無料)になります。インターネット上には、複数の速度テストができるサイトがあるので、色々試してみるといいと思います。
下記に、我が家のインターネット速度テストを公開します。↓
速度テスト結果の見方について
- 590Mbsとは、ファイルをダウンロードする速度になります。
- 430Mbpsとは、ファイルをアップロードする速度です。
現在、我が家のインターネット環境は改善しているので、上記の数値はとても速い方になります。下記に一般的な基準を示します。
- ダウンロード/ アップロード速度: 20Mbps以下:遅い(業務に支障をきたすレベル)
- ダウンロード/ アップロード速度: 20Mbps以上:普通(たまに業務に支障をきたすレベル)
- ダウンロード/ アップロード速度: 100Mbps以上:速い方(業務上問題ないレベル)
- ダウンロード/ アップロード速度: 300Mbps以上:とても速い(業務上効率的なレベル)
下記は、Youtubeの動画を見るのに推奨されている速度レベルです。
動画(Youtube)の場合
動画の解像度 | 推奨される持続的な速度(ダウンロードスピード) |
4k | 20Mbps |
HD1080p | 5Mbps |
HD720p | 2.5Mbps |
SD480p | 1.1Mbps |
SD360p | 0.7Mbps |
※引用元:インターネットやデバイスの接続のトラブルシューティング
一般的に、午前の方がインターネット速度が速く、社会でインターネットが使われだす午後から夜の時間帯がインターネット速度が遅くなると言われています。
私がインターネット速度を改善する前は、ダウンロードで1Mbps以下、アップロードで、20Mbps以下でした。
それを考えると、今ではだいぶ改善していますよね。
インターネットスピードが遅くなる理由として、2020年2月以降コロナが日本でも本格化し、在宅勤務をする人も増え、そしてインターネット回線が混み、速度に影響を与えている傾向にあるようです。
私自身、インターネットを使う各世帯で、まさか先進国の日本でインターネット速度に業務に支障が出るほどの「差」があるとは考えてもいませんでした。
なので、あなたのご家庭で使用しているインターネット速度を一度テストしてみることをおすすめします。
2. インターネット速度が遅い場合、有線LANを活用する
インターネットの速度テストを行って、ダウンロードやアップロードの速度が大体20Mbps以下である場合、まず早急の対応として、インターネットを有線に切り替えて使用することです。
※一般的に、Wifiなどの無線の場合、部屋の障害物などでインターネット速度が低下します。
現在は、高速インターネットを提供しているプロバイダがほとんどであるため、有線LANケーブルも高速インターネット対応を使用しましょう。
有線LANケーブルの種類は以下の通りです。
種類(カテゴリー) | 5e | 6 | 6A | 7 |
最大通信速度 | 1Gbps | 1Gbps | 1~10Gbps | 1~10Gbps |
我が家のインターネットスピードは、ダウンロード速度平均350〜600Mbps、アップロード速度平均400〜600Mbpsを維持しており、下記の有線LANケーブル(エレコムCAT7:長さ10m)を使用しています。
3. ルータの活用
インターネットの契約時にモデムを貸与されることがありますが、高速インターネットIPv6や10Gbpsに対応していない場合があり、自分でルーターを準備する必要があります。
そして、そのルーターを変えるだけでも、インターネット速度が十分改善します。
私が使用しているのは、下記のルーター(メーカー:NEC)になり、IPv6と最大通信速度1Gbpsが可能となりました。
- 価格:7,580円(アマゾン)
下記のサイトで、安く他のWIfiルーターを見つけることもできます。
4. インターネット契約の確認
プロバイダーによって、IPv4 もしくは、IPv6のインターネット回線接続方式による提供状況が異なり、IPv6が断然速いとされています。
IPv4とIPv6によってなぜ速さが変わるのかについては、長くなるので、触れずに以下話を進めます。
ただ、現在ほとんどのプロバイダーでIPv6(もしくは、IPv4とIPv6の合体版)を提供しているので、大体の家庭でIPv6が使用されているはずです。
私の場合、楽天ブロードバンドの楽天ひかりを使用していますが、私が在宅勤務を本格的に始めた2020年2月頃は、楽天ひかりでIPv4のみの提供でした。
なので、それもインターネット速度が遅かった要因の一つでした。
そのため、需要が出てきたこともあって、現在、楽天ひかりは全てのユーザーに対して、IPv6の回線を今年6月より提供しています。
5. 最大通信速度の確認
IPv6かどうかの確認に合わせて、データ容量の通信速度の確認が重要です。
インターネットの契約は、主に、「マンションタイプ」か「戸建てタイプ」かで通信速度にも大きく影響します。
マンションタイプであると、現在ではどのプロバイダーも1Gbps(1ギガ)、もしくは2Gbpsを上限にサービスを提供しています。
大小の関係は以下の通りです。
- 1Mbps < 1Gbps
- 1000Mbps = 1Gbps
戸建て契約の場合、プロバイダーによって上限が速いもので10Gpsがあります。ゲーマーを顧客層に、需要があるようです。それだけ速いと、少しは試してみたい気もします。
6. おすすめのプロバイダー5選
一般的に、多くのプロバイダがスマホメーカーと提携を結んでおり、インターネットの契約とスマホ代の割引を特典としてサービスを提供しています。
もしも、現在お使いのインターネットの速度が遅いのであれば、この際在宅勤務の業務効率をあげる意味でも、契約を乗り換えることをおすすめします。
また、業務効率が悪いと、会社での昇進や評判に影響を与えるので、それを考えると、インターネットを切り替える手間は、そんなに大したことはないと思います。
5. 株式会社N’sカンパニー「SoftBank表彰会社」ソフトバンクひかり

- ソフトバンクのスマホ携帯をお使い方向け:携帯料金の割引特典。
- 戸建て10G対応。
- インターネット接続回線:IPv6対応(オプションルーターか、IPv6対応のルーター必須。最大1Gbps)
- キャッシュバックの特典有。
4. GMOインターネット株式会社 「東証一部上場企業」 ドコモひかり

- ドコモのスマホ携帯をお使いの方向け:携帯料金の割引特典。
- インターネット接続回線:IPv6対応(最大1Gbps)
- 特典:高速Wifiルーターがついてくる
3. 株式会社NNコミュニケーションズ【KDDI|10期連続表彰会社】

- auのスマホ携帯をお使いの方向け:携帯料金の割引特典。
- インターネット接続回線:IPv6対応(最大1Gbps)
- 特典:高速WIfiルーターがついてくる
- 初期工事費:無料
2. ブロードバンドサービス株式会社

- ソフトバンクの携帯をお使いの方向け:携帯料金の割引特典
- インターネット接続回線:IPv6対応(最大2Gbps)
- 特典:キャッシュバック
1. 株式会社ネットナビ ドコモをお使いなら【ドコモ光】

- ドコモの携帯をお使いの方向け:携帯料金の割引特典
- インターネット接続回線:IPv6対応(最大1Gbps〜10Gbps)
- 特典:最大2万円キャッシュバック
7. まとめ
在宅勤務は、インターネット速度によって業務の効率が大きく変わります。
これから在宅勤務が主流となる、もしくは、一定期間在宅勤務を行う人でも、インターネット環境を改善することで、業務のストレスの減少、家族との時間の増大が見込めます。
私は、インターネット環境を改善することで、これまでよりも短い業務時間で、多くの業務量をこなすことができるようになりました。
子育てや仕事の両立に向けて、自分で在宅勤務環境を整えるようにしましょう。