赤ちゃん-睡眠-ベビーベッド

ベビーセンスで何ができる?乳児の安全な睡眠



乳児のうつ伏せ寝などが原因で引き起こす、乳幼児突然死症候群(SIDS)という病気についてパパやママはニュースなどでお聞きしたことがあるのではないでしょうか。

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、1歳以下の健康に見えていた乳児が睡眠中に予期せず突然死亡してしまう病気です。


厚労省の報告によると、109名(2016年)の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。


ベビーセンスは、その乳幼児突然死症候群(SIDS)や、また乳児の睡眠時における窒息などの事故を早期に発見し迅速に対応するのに役立ちます。

今回は、そのベビーセンスについてご紹介いたします。


目次:

  1. ベビーセンスとはどのような製品か?
  2. メリットとデメリットについて
  3. ベビーセンスはどれくらいの期間使用できるの?
  4. ベビーセンス以外でできる事故予防の方法
  5. ベビーセンスを使用してみようかな?


1. ベビーセンスとはどのような製品

ベビーセンサは、赤ちゃんの動きが20秒間感知できなかった場合や、また動きの頻度が1分間に10回未満になった場合に、アラーム音でパパママに警告してくれます。

簡易な基本的な使用方法については下記の通りです。

  1. コントールユニットに電池(単3形×4本)をいれ、コントロールユニットホルダーを装着します。
  2. センサーパネルをコントロールユニットに装着する。
  3. センサーパネルを、ベビーベッドのマット下の適切な位置に配置する。

参考引用:ベビーセンス取り扱い説明 URL:リンク



2. ベビーセンスのメリットとデメリット

メリット

  • メリットとしては、赤ちゃんの睡眠時における異常の早期発見・迅速な対処に繋がることでしょうか。

デメリット

  • デメリットとしては、誤報のアラームで、せっかくぐっすり寝ていた赤ちゃんやパパママを起こしてしまうこと、くらいでしょうか。


3. ベビーセンスはどれくらいの期間使用できるの?

寝返りや身体活動が活発になる生後12ヶ月前後くらいまでが目安になるのではないでしょうか。

理由としては、1歳前後までうつ伏せ寝やベビーベッドを使用している事による事故の報告があるからです。

例えば、私の娘は生後8ヶ月ですが、寝返りの頻度、うつ伏せ寝の頻度は頻繁に起きています。なので、毎晩様子を伺ってモニタリングし、仰向けで寝かせるようにしています。



4. ベビーセンス以外にできる、乳児の睡眠時における事故の予防方法

  • 1歳になるまでは、寝かせるときはあおむけに寝かせましょう。
  • できるだけ母乳で育てましょう。(母乳で育てられた赤ちゃんのSIDSの発症率が低いことが研究者の調査でわかっているようです。)
  • タバコをやめましょう(タバコは、研究結果からSIDS発症の大きな危険因子であることがわかっています)。
  • 枕、ベビーベッドのサイドパッド、おもちゃ(ぬいぐるみ)などは、乳児の呼吸を妨げる恐れがあるので、ベビーベッドの上に置かないようにする。

参考:厚労省URL:リンク、MSDマニュアル家庭版URLリンク



5. ベビーセンスを使用してみようかな?

同様の商品と比較しても、ベビーセンスの価格は比較的高額ですが、子供の睡眠時における事故の早期発見や迅速な対応に繋がること、パパやママの安心や睡眠の質の向上に繋がることを考えるとプライスレスではないでしょうか。



まとめ

赤ちゃんにとって睡眠は、発達上非常に重要なものであり心身の健康に欠かせない生活習慣のひとつです。

それを安全面で支えるベビーセンスを活用してみてはいかががでしょうか。

きっと、パパやママの不安をも減らしてくれることに貢献することでしょう。



下記に、関連記事をご紹介します。